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ロータリー国際大会 田中会長による講演

2013年 6月25日

2013年6月23日(日)、ポルトガルのリスボンでロータリー国際大会が開幕しました。かつての大航海時代には、世界を“発見”しようと、多くの探検家がここリスボンの港から出航しました。それから数百年の時を経た今、本国際大会のために世界各地からロータリアンとその家族や友人が集まり、大会開会の国旗入場で225の国や地域の旗が掲げられました。

田中会長による講演

「平和の港、リスボン」をテーマとする本大会のステージではこの日、平和を中心としたプログラムが行われました。本年度を通じて「奉仕を通じて平和を」と呼びかけてきた田中作次RI会長は、ラジオで昭和天皇の終戦宣言を聞いた少年時代から、ロータリーを通じて平和と奉仕の関係を意識するようになるまでを語りました。「日本は戦争に勝つために総動員でしたが、(終戦の)あの日から、再建に向けて、つまり、平和という日本の新たなアイデンティティに向けて動き出すことになりました」

八潮ロータリー・クラブに入会して、「超我の奉仕」という理念を学んだという田中会長。「ロータリーを通じて私が理解できたこと、それは、自分が働く意味は、人々に幸せを与えるためだということです。自分の利益のためだけでなく顧客のニーズに尽くしたいと考えました。そうすることで顧客の満足につながるだけでなく、会社の従業員の生活も良くなります。私は今では、前とは異なる観点でビジネスを捉えています。ロータリーの奉仕とは、自分のクラブ内だけに限定されるものではありません。私たちが人々のために行うことはすべて、よりよい世界の実現につながります」

国際奉仕に取り組み、人々の基本的ニーズを満たすことを通じて、ロータリーは日々、平和の実現に向けて貢献していると田中会長は続けます。会長としての一年間、各地でロータリアンがさまざまな方法で平和のために貢献する様子を目にしてきたことに触れ、平和について考えるよう参加者に促しました。「ここリスボンでの大会は、世界のあるべき姿を知る一つの機会となります。世界をより良くするために、全大陸から集まった人々が、互いの違いを越えて、真に重要なことに取り組むことができます」

その他の大会ゲスト

大会初日には、田中会長に加え、ポルトガルの社会保障相であるペドロ・モタ・ソアレス氏も講演し、平和構築やポリオ撲滅活動におけるロータリアンの貢献を称えました。「ロータリーが取り組む重要課題は、ポルトガルにとっても、またほかの国々や世界にとっても、重要な課題です。ロータリアンは私利私欲よりも、世界のためになることを優先させています。私たち政治家も、もっとこの姿勢を学ぶ必要があります」

開会本会議の締めくくりには、4人組のヴォーカル・グループ「イル・ディーヴォ」がパフォーマンスを披露しました。4人とも異なる国出身(スイス、スペイン、フランス、アメリカ)のメンバーたちは、互いの違いを乗り越えて共通の目的のために協力するという点で、ロータリーと共通していると話しました。

Rotary.orgより転載

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