奨学金の種類 |
1学年度国際親善奨学金 |
1学年度(通常9か月)用で、ロータリー財団管理委員会によって指定された教育機関に留学するためのものです。奨学金は、ほぼすべての専攻分野に使うことができます。ただし、指導顧問のつかない研究、医学インターンシップや病院研修、あるいは受入国でのフルタイムの勤務のために使用することはできません。候補者は受入国の言語に堪能であることが求められているため、一般的に、本奨学金は外国語の勉強には不適切です。奨学金は1学年度に制限されているため、受領者は留学期間中に学位や修了証、資格などを取得することはできないかもしれません。 奨学金は、往復の旅費、1か月の集中語学研修費用(財団によって指定された場合)、通常必要なコース費用、妥当な部屋代と食費、学業用品などにかかる費用を賄うものとして支給されます。財団は個人的な嗜好から生じる追加経費は支払いません。授与額は一律米貨23,000ドル(2008-09年度、2009-10年度から24,000ドルになります)あるいはその相当額です。費用がその額を超える教育機関を志望あるいは指定された申請者は、一切の追加費用を自己負担しなければなりません。 |
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マルチ・イヤー国際親善奨学金 |
支給期間が2年間で、ロータリー財団管理委員会によって指定された教育機関に留学するためのものです。この奨学金は、奨学生が大学の特定の学位取得プログラムに入学し、この学位取得に直接関連する授業を受ける限りにおいて、ほぼすべての専攻分野に適用することができます。マルチ・イヤー奨学金は、指導顧問のつかない研究、医科インターンシップや住み込み実習、受入国でのフルタイムの勤務のために使用することはできません。
毎年一律米貨11,500ドル(2008-09年度、2009-10年度から12,000ドルになります)の奨学金を支給します。つまり、2年間で米貨23,000ドル(2008-09年度、2009-10年度から24,000ドルになります)となります。この奨学金は、1つの教育機関で一つの学位を取得するために必要な費用を援助するためのものです。支給額を超える一切の費用は、奨学生自身の自己負担となります。マルチ・イヤー奨学金は、個人の資金で奨学金を補足することができる候補者に対してのみ支給されるものであることを留意することが非常に重要です。 |
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文化研修のための国際親善奨学金 |
ロータリー財団管理委員会により指定された語学研修機関における3か月あるいは6か月の集中語学研修を受けながら文化を学ぶためのものです。文化研修のための国際親善奨学生を対象とした財団指定校のリストは、国際ロータリーのウェブサイトをご参照ください。3か月の奨学金は、申請者が既にいくらか話すことのできる外国語の研修に最も適しています。6か月の奨学金は、申請者にとってやや挑戦となる外国語の研修により適しています。可能な場合にはホームステイの滞在先が提供されることを、奨学生は承知していなければなりません。多くの場合、語学研修機関が、地元の家族に連絡をしてホームステイ先を手配することになります。 奨学金は、往復の旅費、語学研修費および授業料、ホームステイなどにかかる費用を賄うものとして支給されます。支給額は、3カ月の奨学金の場合は一律米貨10,000ドルあるいはその相当額、6か月の奨学金の場合は米貨15,000ドルあるいはその相当額となります。2009-10年度から、それぞれ11,000ドルと16,000ドルになります。 |
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